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配線方法について

アンテナ本体の位置と引き込み線の位置が近い場合は問題ありませんが、アンテナが引込線の反対側になる場合の配線にはいくつかの方法があります。

当店では、寄棟などで雨樋がある場合は雨樋の金具に配線を縛っていくことが殆どで、切妻や片流れで雨樋がない場合は出来るだけ屋根に這わせない方法をお勧めしています。

しかし、距離や内容によっては時間と労力が掛かるので2000円~6000円の料金が発生する場合があるのでご理解願います。

被覆が剥がれたケーブル

※直に這わせると被覆が剥がれることも

①雨樋の金具に縛っていく方法

  • ・最もよく採用される方法で、雨樋がある場所は殆どこの方法で配線します。
  • ・外側に身を乗り出す格好になるので、片膝を雪除けにかけて雨樋の金具にケーブルを結んで行くのですが、距離が長かったり、勾配がきつい場合もあるので少々大変です。

②屋根上に直に這わす方法(転がし)

  • ・屋根の熱以外にも、雪の重みで断線してしまう場合があります。
  • ・切妻や片流れでよく採用される方法で、最も簡単ですが、ケーブルが屋根の熱で溶けて被覆がはがれることがあります。
※白いケーブルの方が耐候性が弱く、早く劣化するので注意が必要です。

③支線に縛って屋根上を這わす方法

  • ・切妻や片流れでよく採用される方法で、屋根面から殆ど離れていませんが、少し浮いているので屋根に直に這わすよりは長持ちします。
  • ・支線に配線を縛るので、雪によって断線することもほぼありません。

④破風板にサドルで固定する方法

  • ・屋根に面していませんので、最も耐候性が良い方法です。
  • ・しかし、作業は時間と労力を要しますので、距離と難易度で料金が発生します。
  • ・簡単な場合と比べて、倍以上の時間と労力が掛かることもあります。